あぴ探ARアーカイブ
建築面積約600~693m²、高さ約12mの平屋スケールの大阪・関西万博のフィリピン館の建築は編み構造(warp and weft)をモチーフに、ラタン(籐)素材を建築スケールで応用。1000以上の繊維ユニットが建物全体を編むようにデザイン構成されています。外壁にはフィリピン18地域を代表する212枚の手織り布が展示され、風で柔らかく動くことで、美と生命力を象徴しています。展示終了後は再利用が計画されており、フィリピン国立博物館へ移設される予定です。