あぴ探ARアーカイブ
フランス館の外観と構造は高さ17mのファブリックカーテン(布帛)が両側に垂れ下がり、風や光によって揺れ動くように設計。劇場の幕のような印象を与えます。正面に配された外部に張り出したカーブした銅製階段は訪問者を内部へと誘うと同時に立体的なバルコニーとなり、回遊性と開放感を演出。敷地周囲との境界を曖昧にし、内外の対話を生み出しています。設計はフランスの建築スタジオ Coldefy とイタリアのイノベーション実践 CRA–Carlo Ratti Associati の共同設計チームによるものです。