あぴ探ARアーカイブ
大阪市天王寺区茶臼山町の天王寺公園内に大阪市立美術館の外観は御影石とタイルによる重厚な構えで、正面玄関は唐破風風の屋根装飾を持ち、和風の威厳を感じさせますが、全体の構成や窓のプロポーションにはアール・デコ様式が見られ、当時のモダニズムと伝統様式の折衷が特徴です。館内は中央玄関から一直線に貫く強い軸線構成を持ち、左右対称のバランスを重視。中央ホールを中心に各展示室が配置され、古典的な美術館構成です。